フクロモモンガ専門、ペットショップ店員のぼやき
2021/12/14
フクロモモンガを専門に店を出して、しばらく経ちました。まだまだ若輩もののお店かもしれませんが、ここまで働きながら感じた内容を少しぼやいていきたいと思います(今日はただの雑談です)。
本格的にフクロモモンガの販売をはじめて、多くのモモンガさんを入荷して、たくさんの飼い主さんにモモンガさんのお渡しをしてきて、改めて思ったことは、「フクロモモンガさんが可愛すぎる!!」ということになります。
うちのお店ではフクロモモンガさんの販売の前に、できるだけスタッフで触れ合いながら人なれさせるようにしております。
モモンガさんの慣れ具合には個体差がかなりあり、入荷した日からべたべたに慣れてくれる子もいれば、一か月たっても威嚇が止まらないといった子まで様々な性格の子がいます。
こういった性格の差が激しいのもモモンガさんの魅力といえるでしょう。
モモンガさんの性格には社交的な子もいれば、臆病な子もいて、人になつくまでの期間にかなりの個体差はありますが、自分が接して来た子の中で、人に慣れなかったという子は、いまだに見たことがありません。
どんなに臆病で威嚇をしまくるモモンガさんであったとしても、接していく中で、必ず慣れて、いずれは飼い主さんと親密な関係を築くようになっていくのです。
最初は威嚇の鳴き声ばかりあげていた子たちが、しだいに心を開いて仲良くなってくると、今度は大好きな飼い主さんを呼ぶために鳴き声を出します。
積極的に求愛や友好の鳴き声もだすようになるのです。
臆病で拒絶をした状態から、飼い主さんにべたべたに甘える、愛らしい存在へと変わっていく、この切り替わりをペットショップで多くの子たちを迎えながら、もう何度も何度も経験していきます。毎回モモンガさんが心を開く瞬間を見るのが感動過ぎて、最近では威嚇の鳴き声を上げる子を見るたびに「この子がどんな風に変わってくれるのか楽しみだ」なんて考えながら、むしろ威嚇の激しい時期を一番楽しく過ごすようになりました。