フクロモモンガベタ慣れの道!!今日はにおいについて解説!!
2021/11/23
こんにちは、のびも15でモモンガ先生をしているワケゾノです。
今日は前回のブログの「モモンガさんとベタ慣れになる方法」の続きを簡単に説明していきたいと思います。
もし、前回のブログをご覧になってない方は、先にお読みいただく事をお勧め致します。
前回のブログで、モモンガさんをベタ慣れになるポイントの一つに、「飼い主さんのにおいを覚えてもらう」という内容を説明させてもらいました。今回はモモンガさんと仲良くなる過程で最も大切な「におい」のアプローチに関して説明をいたます。
モモンガさんは小動物の中でもかなり優れた嗅覚を持ち、様々なにおいをかぎ分け、記憶する事ができます。
実際にモモンガのお母さんが生まれた赤ちゃんに最初に行うアプローチが自分のにおいを覚えさせるというアプローチとなります。モモンガのお母さんは、男の子とは違いお腹のポケットの中だけに臭腺を持っています。この理由が、赤ちゃんに自分のにおいをこすりつけてお母さんの安心するにおいを覚えさせるためといえます。
こうする事で赤ちゃんモモンガはお母さんの安心するにおいを覚え、覚えたにおいに対して強い安心感と依存力をもつようになります。
この安心するにおいを覚えてもらい、そのにおいに安心感をもってもらう。一言でいうとこれがベタ慣れの本質になります。
なので、お迎えしたこと仲良くするためには、飼い主さんのにおいをモモンガさんの習性や段階に配慮しながら、しっかりと覚えてもらう必要があります。極論これだけを完璧に行うだけでも十分に仲良くなれます。
それではどのようにすればモモンガさんに安心感を与えながら、においを覚えてもらう事ができるのでしょうか?
においのアプローチ方法は様々ありますが、具体的でご実践いただきやすいものをご紹介いたします。
①飼い主さんの衣類をケージの横にかける
②飼い主さんの衣類をケージの中に入れる
③飼い主さんのにおいがついた人形などの小物を一緒の寝床に入れる
④モモンガさんをポーチに入れ、服の中に入れる
⑤モモンガさんを手の中に入れて軽くもむ
⑥触れ合う際に同じ洗剤やハンドソープを使う
等など
ごく一部にはなりますがいったん以上になります。
ご注意いただきたいのはモモンガさんの関係性の段階によって、においのアプローチ方法も変わってくるという事ができます。例えばものすごく臆病な状態でお迎えした子に関しましては、服の中に入れると不安になり、ストレスをいたずらに与えてしまうだけの場合もあります。
アプローチは、モモンガさんの無理にならないペースでやっていきますようにお願いいたします。
もう1つのポイントはにおいのアプローチは、根気強く続けることが大切です。
モモンガさんがしっかりと、においを覚え、そのにおいに安心感を持ってもらうためには、ある程度の期間を要しますので、1-2日続けて変化がなくても、あきらめずににおいのアプローチを続けていきましょう。
においのアプローチは、即効性はないですが、じわじわと確実に聞いてます。
信じて根気強く続けていけば、ある日ビックリするほど懐いてくれるようになる事も珍しくありません。
モモンガさんの状態に配慮をしながら、ゆっくりにおいの挨拶を続け、ベタベタの関係に慣れる事を心より願っておりまます。
モモンガさんと最高の家族になって、明日から素敵なモモンガライフを送れますように心より願っております。