フクロモモンガ専門店、ペットショップ店員の日常　～も先生～

例えば１日一緒にいて、もう帰る時間になったとき。バイバイ、する場所はそれぞれです。電車先に降りる人残る人、降り際のバイバイ。じゃあ私こっち、と、分かれ道でのバイバイ。等、別れ際の時、個性って出ると思うのです。もう一回振り返って手を降る人、そのまま歩いて行く人。別れがたくなって、ついまた話し出す人。友だちや恋人たちのバイバイ、またね、の時間には、人によって形があって、味わい深いと思っています。

　前置きながーくなりましたが、「も」先生による気まぐれ「も」日記始まりました。なんの話を？？という感じですが、ちゃんとモモンガさんにつながります。

　モモンガさんにもあると思うのです、別れ際の個性。遊んで遊んで、そのあとケージに戻してあげようとするときです。私の見つけたさまざまな姿を紹介します。
⚫すぐ布団に潜り込む子。もぞもぞしたその動きはとってもかわいいけれど、あっさりしてるなぁって、ちょっとだけ寂しい気分…。
⚫とりあえず水を飲む子。今日もいっぱい遊んだね～、のど乾いたね～ってほほえましくなります。
⚫ケージには入るけどちょっと振り返る子。…キュンですね。その一瞬の振り返った顔見たさにまた、声をかけに行ってしまう。
⚫降りたがらずしがみつく子。まだまだ遊ぶ！っていう感じでしょうか。やんちゃな子もいれば、甘えん坊タイプもいますね。
⚫とことこ腕を登って来ちゃう子。上手なんです、一旦はケージに降りてるはずなのに、クルっと身を返してあっという間に腕の上。

　…と、思い付くままに書いてみました。まだまだありそうです。個性とは言いつつも、日によって様子が変わることももちろんあります。お店にはモモンガさんがたくさんいるので違いを見つけやすいですが、同じモモンガさんでもこんな風に行動やしぐさを一点注目して見ていくのもおもしろいです。

　子どもの頃「ばいばーいまたあしたね」、と、当たり前のように言っていました。明日すぐまた会えるって素敵なことです。今、なかなか会えない人とも、また会える日を楽しみにしたい。だから言います、「読んでくれてありがとう、またね！！」