運動不足はフクロモモンガの健康の大敵?モモンガに適切な運動をさせる方法
2023/03/31
こんにちは、のびも15でモモンガ先生をしているワケゾノです(^^)/
今週も相変わらず研究づくめの週になりました。奈良に引っ越しをしてからというもの、基本的には研究室とオンサインの作業場にこもる事の多い生活をしていますが、室内にいる時間が長いとどうしても運動不足になってしまいますねぇ💧
この前、久々のお花見で外を歩きましたが、久々に歩けてとてもリフレッシュできて、夜の時間も熟睡できました(*^^)vやはり、運動をすることは健康の為にとっても大切ですね(^-^)
さてさて、人間も場合も運動が健康の為にとても大切ですが、モモンガさんの場合はどうでしょうか?実はモモンガさんもとてもアクティブな性格をしています。昼間の時間はかなり長い時間眠っていますが、夜の時間になると、ご飯を求めて、遊びを求めて、とても忙しく動き回ります。この眠ってる時間と、起きて活発に動く時間のメリハリが、モモンガさんのストレスを解消し、健康の維持や、問題行動防止にとても大切な役割をしています。
なので、今日はモモンガさんに普段、どんな運動をさせればいいのか、十分な運動をするためにはどのような飼育環境が必要なのか、お話していきたいと思います(^-^)
モモンガさんに一番必要な運動は「上り下り」の運動
まず、フクロモモンガさんの習性について説明すると、フクロモモンガさんは完全な樹上性動物です。樹上生とは生活のほとんどを木の上で生活する動物の事を指します(^-^)
フクロモモンガさんも一生涯のほとんどを、木の上で生活をする動物です。そのため、モモンガさんの動きは木の上を「上り下り」する動きが基本となっております。
この上り下りの運動をさるためには、
1高さが十分にあるケージで飼育する
2蚊帳んぽをする
3部屋んぽをする
4チェーンなどを入れてぶら下がる遊びをさせる
などがおすすめです。
やはり基本となるのはケージの広さです。これに関しては高ければ高いほどいいと言えます。しっかりと上下に上り降りの運動ができるだけでもモモンガさんのフラストレーションは溜まりにくく、問題行動の防止になります。
次に多い運動が「手遊び」による運動です
モモンガさんは他の小動物と比べると大き目で、器用につかむ事ができます。例えばアメリカモモンガさんyデグーさんにヒマ種等をあげると、両手で掴んで支えるようにして食べますが、フクロモモンガさんの場合は方手持ちで食べる事が可能です。このような器用な手を持っているため、野生でも色々なもので手遊びをします。木の枝をつかんだりツルを引っ張ったり,身の回りのもので一生懸命手遊びをします。運動というと少し違うような気もしますが、フクロモモンガさんの好奇心を刺激して、思う存分手遊びできる環境を作る事は、ストレス発散大きな効果があります。モモンガさんの手遊びできる方法としては
1おもちゃを入れる
2部屋んぽ中にお部屋の物で自由に遊ばせる
等が効果的です。
優先順位は下がりますが「走る」運動も運動不足解消になります。
モモンガさんの運動不足を解消するために、「走る」環境を用意することもとても良い効果があります。モモンガさんに走る運動をするために回し車等を入れる方もいますが、回し車にはいくつかの注意点があります。回し車の注意点としては
1モモンガさんはハムスターさんのようなトコトコ走行ではなく、ジャンプをするように激しく飛び回る走行をするために、回し車は大き目のものがオススメです。オススメの大きさは30㎝以上です。
2たまに、「回し車を入れれば、ケージは狭くても大丈夫」と言っている方もいるようですが、これは大きな間違いです。回し車はあくまでも、「上り下り」や「手遊び」など、野生で本来行っている運動をさせながら、足りない部分を補うためのものになります。回し車だけでモモンガさんに必要な運動が全て完結することはありませんのでお気をつけくださいませ。
モモンガさんに適度な運動をさせる為の内容としては
①高さが十分にあるケージ(できれば90㎝以上のケージ)で飼育する
②モモンガさんの好奇心を刺激するおもちゃを入れる
⓷状況に合わせて蚊帳んぽや部屋んぽをする
⓸運動が足りなく感じたら回し車も設置する
と、いった内容がオススメです。
ケージ内やお部屋の環境によって、運動をさせる環境に工夫が必要な場合もありますので、よろしければ今日のブログを参考にしながら自宅に合った飼育環境を準備していただければと思います。
モモンガさんも飼い主さんも適度な運動をしながら健康的な毎日を過ごせますように願っております。
今日も良いモモンガライフを✨
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