フクロモモンガの飼育に最低限必要なケージレイアウトを説明します。

こんにちは(^^)/のびも15でモモンガ先生をしているワケゾノです(^^♪

奈良は相変わらずの梅雨模様でございますが、今日は朝いつもより涼しい気温となり、個人的には過ごしやすい気候となった気がします（とは言え湿度は高く気持ちの良い状態とも言えませんが笑）。

ジメジメした日は続きますが、そんな中、今日と明日は大阪でレプタイルのイベントを行いますね(^^)/毎年何度もイベントを行うレプタイルイベントでございますが、フクロモモンガさんのお迎えをこちらのイベントでされる方も多いのではないでしょうか？

モモンガさんのお迎えの多い時期になると多くなる質問が、モモンガさんの飼育用品に関する質問です🦘

そこで今日は、最近多くご質問をいただいた、フクロモモンガさんのケージのレイアウトについて、ブログの場を使って紹介していきたいと思います。

レイアウト、というよりは飼育に最低限必要な用品、という観点での説明になりますが、これからモモンガさんをお迎えされる方や、すでにモモンガさんのお迎えをされた方は、今日の内容をご参考下さいませ。

※なお、今日紹介するレイアウトは、先日紹介した「ノビソン10秒ケージ（金網ケージ）」に設置するのを例に説明させていただきます。

 

①爪とぎ

必須とまでは言いませんが、モモンガ飼育にとって爪切りは、モモンガさんにも飼い主さんにも大きな負担になってしまいます。そのため普段からケージ内に爪とぎを設置していただき、爪切りの回数を少しでも減らせるレイアウトをしていただくのをおすすめしております。

 

②おもちゃ

フクロモモンガのケージのレイアウトにおもちゃは必要ないとのご意見の方もいらっしゃいますが、個人的な意見を言うと、モモンガケージのレイアウトにおもちゃの設置をすることは必須です(^^)野生のフクロモモンガを観察すると、広範囲の縄張りを移動しながら、食べ物を探したり、新しいねぐらを探したり、パートナーを探したりと、とても多くの刺激を受けて生活をしております。一説にはフクロモモンガさんの好奇心は猫ちゃんのように高く、野生で行う活動の第２位が「遊び」と言われています（1位はエサ集め）。

そのため、飼育下のモモンガさんのケージレイアウトにおいても、モモンガさんの好奇心を刺激してあげるおもちゃを入れてあげることで、モモンガさんのストレスの解消につながり、問題行動の防止になります。モモンガさんのおもちゃに必要な条件としては、本能を上手に刺激してあげれるもの、安全性の高いもの、掃除がしやすく衛生的に管理のできるものがあげられます。

 

③ポーチ（寝床）

モモンガさんは野生では木の穴などを寝床にして、そこに身を隠しながら安心して眠ります。そのため飼育下においてもモモンガさんが安心して眠れる場所が必要となります。寝床には色々な用品がありますが、個人的にはポーチが使いやすいのでお勧めです(^^)/フクロモモンガさんは野生では、その日のコンディションによって寝床を変える習性があるため、余裕があればケージの中数か所にポーチを設置していただくとモモンガさんがお部屋の環境に合わせて安心して休めるようになるのでお勧めです。

 

④エサ皿+水入れ

モモンガさんのご飯の入れ物に特にルールはなく、100均などの陶器に入れてあげても大丈夫です(^^)/当店の場合は戦力的食事処（下にリンクを張ります）という、ケージに固定できるタイプのエサ皿を使っています。水入れの100均の陶器などでもいいですが、モモンガさん入ってからだが濡れてしまうこともありますので、給水ボトルなどを使うのも良いと思います。給水器は鳥用のものがおすすめです(^^)/

 

簡単ですが、必要最小限のものになるとこの辺の用品になります。

ここへさらに、温度計や温度管理用品などを追加していただくと、より安心な飼育が可能になりますので、モモンガ初心者の方々はご参考いただければと思います(^^)/

今日、ブログで説明した用品については下に詳細リンクを張っておきますので、興味がある方はご覧くださいませ(^^)/

今日も飼い主さんとモモンガさんがのびのびと幸せな毎日を送れますように心より願っております(^^)/