フクロモモンガの歯って伸びるの?
2026/09/05
🔶フクロモモンガの歯事情🔶
「フクロモモンガって、歯が伸び続けるんですか?」
これは、お迎え前にもとてもよく聞かれる質問です。
結論から言うと、フクロモモンガさんは“げっ歯類ではありません”。
ハムスターさん、デグーさん、チンチラさんなどの“げっ歯類”は、前歯が一生伸び続ける「常生歯」という特徴があります。
そのため、かじり木などで歯を削る必要があります。
でも、フクロモモンガさんは分類としては「有袋類」。
カンガルーさんやコアラさんに近い仲間なんです。
つまり、げっ歯類のように「歯が伸び続けるから削らないと危険」というタイプの動物ではありません。
そのため、「歯を削るために硬いものが絶対必要」という考え方は、少し違います。
ただし、歯のトラブルが全く起きないわけではありません。
フクロモモンガさんでも、外傷、加齢、栄養バランスの乱れ、歯周トラブルなどによって、歯や顎に問題が起こることがあります。
また、“咬合異常(噛み合わせ異常)”も、滅多にあるものではありませんが、ゼロではありません。
先天的な要因や、顎骨へのダメージ、栄養障害などによって、噛み合わせに異常が出るケースが報告されることがあります。
ただ、これはデグーさんやチンチラさんのように「歯が伸び続けることで頻繁に起きる問題」とは性質が違います。
フクロモモンガさんの場合は、「歯が伸びる病気」というより、“歯や顎の健康状態の問題”として考える方が医学的には自然なんですね。
そして、ここで少し面白いポイントもあります。
フクロモモンガさんの中には、甘噛みが強い子がいます。
もちろん性格やコミュニケーションの意味もありますが、中には「歯茎のムズムズ感」や「噛みたい欲求」が強いことで、手や服をカミカミしやすくなる子もいます。
そんな時に、細めの安全なおもちゃや、噛めるタイプのアイテムを用意してあげることで、噛み欲求の発散につながることがあります。
実際に、「噛む対象」ができることで、甘噛みが少し落ち着く子もいます。
もちろん、なんでも噛ませれば良いわけではなく、誤飲しにくい安全素材を選ぶことが大切です。当店にも噛めるおもちゃの用意があります。興味がある方は是非お試しください♪
見た目はちょっとネズミさんっぽいのに、実は分類を辿るとまったく違う仲間。
そして、歯の特徴や食事管理も、げっ歯類とは少し違う。
フクロモモンガさんって、本当に奥が深い動物なんですよね。
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