フクロモモンガの肛門腺って絞った方が良いの?のびもが解説
2022/12/06
こんにちは、のびも15でモモンガ先生をしているワケゾノです(^^)/奈良はすっかり寒くなってきました⛄朝になると凍えるような思いで起きております😅
自分の家の場合、動物のお部屋に関しては良い機能の暖房を取り入れてるので、冬もホッカホカですが、自分の部屋の場合は、そこそこの機能のエアコンということあり、朝を迎えるころには体がキンキンに冷えてとてもしんどい目覚めをしてしまっております🐿💦
冬場は気温も下がり空気も乾燥してしまいますので、この時期の体調管理にはくれぐれお気をつけくださいませ(^^)/
さて、今日はタイトルにもあるように「モモンガさんの肛門腺」は絞った方がいいですか?」とのご質問をいただきました。この質問はこれまでにもかなりされてきた質問になります。
フクロモモンガさんの肛門絞りに関しまして、ネットや飼育者さん、獣医師さんの意見を来ても分かれるようなイメージがあるようなイメージがありますが、実際のところはどうなのか、簡単にお話していきたいと思います。
結論から言うとフクロモモンガさんの肛門腺を絞るのはあまりおすすめしません。
フクロモモンガさんの肛門は排便、排尿、繁殖行動などの生理的活動を一つの場所で行います。そのため、様々な器官も密集していいます。肛門腺を絞る際に、力を入れすぎたりすると、それらの器官のどれかを傷つけてしまう恐れもあります。一度損傷を受けたり、破壊されてしまうと治るのが難しい器官もあるそうです💦
この力加減は難しく、普通に獣医さんでも失敗することもあるとの事です。
なので、アメリカの獣医師さんの場合は細い針で小さな穴をあけて肛門腺の分泌液を出す、というのが一般的です。
また、肛門腺がパンパンに溜まっている時は、何らかの菌に感染している可能性もあるため、その状態で肛門腺を変に絞ると、他の器官にも細菌が移ってしまう場合もあります。
つまり、肛門腺を絞るという行為は一種の行為に近い物であり、一般の方が行うのはおすすめされておりません。
また余談ですが、フクロモモンガさんは肛門腺を絞らなくても大丈夫な場合多くあります。
肛門腺に分泌液が溜まってしまう原因として多いのが、
①年配のモモンガ
②去勢をしたモモンガ
③感染症のモモンガ
④ストレスをうけたモモンガ
⑤栄養状態の悪いモモンガ
⑥十分にマーキングできる環境にいないモモンガ(⑥に関しては自分の憶測ですが)
と、言われています。
基本的に肛門ある程度膨らんでいてもご飯粒2粒程度の大きさであれば(これも個体差はあり)問題はないとされる場合が多く、前述した内容を踏まえて言うと、健康で、飼育環境が整っている分には肛門絞りを必要としないこと多いのではないかと考えられます。
今回の情報はアメリカの獣医師さんがあげた資料参考に書かせていただいてます。
色々書かせていただきましたが、モモンガさんの肛門腺を絞るのに関しましては、実際にはケースバイケースになる事が多いと思います。
もし、心配な症状などありましたらお近くの病院の方で一度相談してみてくださいね✨
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