臆病なフクロモモンガを簡単にベタ慣れにする方法を動画で開設!
2024/11/10
【ベタ慣れモモンガおにぎりの作り方】
今回インスタの方で「ベタ慣れモモンガおにぎりの作り方」についての動画をアップしたところ、大変好評をいただいたので、こちらのブログでも紹介をさせていただきます。
今回ベタ慣れトレーニングを行ったモモンガさんはリューシの男の子で脱嚢後5か月となります🦘
性格はかなり臆病で、飼い主さんの指に積極的に噛みつき、手術が必要なお怪我をさせてしまったほどとの事でした。
実際に自分が今まで担当したモモンガさんに比べ、確かに噛む力はかなり強めの子ではありましたが、比較的に接触が嫌いというわけではなく、寂しがり屋の性格との判断になり、今回紹介するトレーニングに移行いたしました。
実際に鬼のように噛んでしまうモモンガさんであったとしても、トレーニングをしてみると劇的に急変する子も多くいます。
今回の子もまさにそんな感じでした。
前置きが長くなりましたが具体的なトレーニングの内容を紹介いたしますので、ご参考くださいませ。
【トレーニング名】
ベタ慣れおにぎりトレーニング(今回思いついた名前です笑)
【トレーニングの目的】
モモンガさんを手の中でリラックスできるようにする
【準備するもの】
ミルク 少々
粉ミルク 少々
タオル 1枚
凶暴モモンガ 1匹
噛まれても屈さない覚悟 無限
【手順(事前準備)】
①まず事前にミルクを飲めるようにして「ミルク=おいしい」をインプットさせます。
②指につけたミルクを舐めるトレーニングをし、指を噛まない習慣をつけさせます。
③指を噛まなくなったらベタ慣れおにぎりを本格的に作ります。
【手順(実践開始)】
①モモさわロールの入口をオープンして、中の布をとります。
②手にミルクの粉をこすりつけ、安心するにおいを付けます。
③タオルを使って粉を払います。この時、粉が残ってしまうとモモンガさんの体についてしまったり、手を激しく噛まれる原因になるので、粉は完全に落とします。
④モモンガさんをポーチの中で包みモモンガさんが落ち着くまで待ちます(数分)
⑤モモンガさんがある程度落ち着いたら取り出して「モモさわロールに入ってた布の上」に乗せしばらく背中を押さえます。(数分)
⑥モモンガさんが落ち着いたら布をひっくり返し、今度は手を下に来るようにします。(数分から15分ほど)(モモンガさんは体の下に手が来るのを怖がりますが、このように背中に当てながらひっくり返すことによって、自分の意志でもぞもぞ動いて手の上に乗るようになっていきます)
⑦落ち着いたら上の布もとって、手だけで包み込みます。(数分から15分)
⑧モモンガさんがくつろぎ出したら「モモンガベタ慣れおにぎり」の完成です。
※注意点&ポイント
①手の平にミルクの粉を付ける方法は警戒噛みをする子には有効ですが、遊び噛みや臭い噛み等、他の噛み癖を持ってるモモンガさんに使用すると噛み癖が加速する場合がございます。
②実践開始していただいてストレートにうまくいかない場合は④、⑤のあたりを数日続けて何日かに段階を分ける必要がある場合もございます。
③動画の子は脱嚢後5か月ほどの男の子ですが、すでに一歳を超えた子、女の子の場合は警戒心が解けるまで実践に入れない場合もございます。
④モモンガさんに合わないと感じたら専門家にご相談ください。
簡単ですが以上です☺
逃げ回る子には、少し技術のいりますが、比較的すべてのモモンガさんに行える接触トレーニングになりますので、ご参考くださいませ🦘
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