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フクロモモンガの爪が痛くて困っている方の為に、爪の管理について解説!!

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フクロモモンガの爪が痛くて困っている方の為に、爪の管理について解説!!

フクロモモンガの爪が痛くて困っている方の為に、爪の管理について解説!!

2021/12/10

こんにちは。のびも15でモモンガ先生をしているワケゾノです。

今日はモモンガさんの爪にお困りの方の為に、爪の管理について解説をしたいと思います。

 

すでに飼育をされている方のほとんどがご存じだと思いますが、モモンガさん爪はとてもよく伸びます。さらには爪の先端は鋭利にとがっているため、触れ合いの際に肌に刺さり、手が傷だらけになるという経験をされた方も多いと思います。

 

モモンガさんは樹上生活をする動物なので、気の上り下りをするためにしっかりとしたカギ爪をもっています。野生のモモンガさんは毎日木から木へと飛び回り激しく移動をしているため、爪は自然に研がれていきますが、飼育下のモモンガさんは活動領域も狭く、爪の研げるものもはいっていないので、必然的に爪の管理が必要となってきます。

 

モモンガさんの爪の管理には次の2つのパターンがあります。

1爪切り

2爪とぎ

 

まず、爪切りですが、これは一番多い管理の方法だと思います。一般的には小動物用の爪切で切ったり、苦手な方は病院やペットショップなどに連れて行って切ってもらっている人もいるようです。

 

一番確実と言われる爪切りによる管理ですが、個人的には爪切りによる管理方法はリスクも多くお勧めしにくいです(もちろんやむを得ず爪切りをする場合はあります)。

爪切りをおすすめしない理由としましては以下のものがあります。

 

1,深爪をすると出血をする

モモンガの爪には神経や血管が通っており、深爪をするとモモンガさんがけがをする恐れがあり、モモンガさんは痛みや恐怖から大きなストレスを受ける場合がある。

 

2,モモンガとの関係にひびが入る

モモンガさんによっては爪切りがトラウマになり、猛烈に嫌がってしまう子もいます。嫌がる子に無理やり爪切りをすると、飼い主さんとの関係が開いてしまう事もあります。

 

3,モモンガさんの運動量が減る

個人的にはこれが一番深刻な爪切りのリスクと考えます。モモンガさんは爪が急に短くなると、壁や物にしっかりとつかむ事ができず、自ら動きを制限するようになります。また、短い爪で頑張って動こうとする子もいますが、滑りやすい爪だと快適に動くことができないので、常にフラストレーションがたまってしまいます。短い爪により行動制限をうけるとストレスから様々な問題行動の原因となります(例:自咬症、夜泣き、拒食など)。

 

 

以上のように爪切りには様々なリスクがあります。しかしながらモモンガさんの爪が伸びすぎると、それはそれでモモンガさんや飼い主さんにとって危険です。やむを得ず爪切りをするときは以下のことにお気をつけください。

 

1切りすぎない

モモンガさんの爪を切るときは先端の部分をちょっとだけ切るようにしましょう。個人的にモモンガさんにとってちょうどよい爪の長さは、飼い主さんが触れ合うときに「ちょっとチクチクするかなぁ」くらいの長さです。

 

2頻繁に切らない

この後説明しますが、できるだけ爪とぎなどで自然に研げる環境を整えながら、爪切りの回数を減らすようにしましょう。

 

3苦手な方は病院で

実際に爪切りが得意でない人もいますし、モモンガさんによっては性格が活発過ぎて固定が難しい子もいます。無理やり行う爪切りは危険を伴いますので、自信のない方は病院などに行って爪切りをお願いするようにしましょう。爪切りを依頼するときは切りすぎないようにお願いしてください。

 

 

爪切りの注意点は以上になりますが、やはり爪の管理の本質は爪とぎなどでできるだけ管理をして、爪切りをしないようにすることがお勧めです。

 

爪研ぎの効果的な使い方に関しましては以前にもブログの方で説明をしました。設置の仕方などにも工夫が必要ですがやはり一番は効果の高い爪とぎを使うのが一番です。

 

自分たちのお店で長きにわたり爪とぎの研究をしてしたが、ようやく最高に効果の高い爪とぎの開発にいたりました。この爪とぎを使えば爪切の回数ゼロも夢ではありません。

 

12月中旬以降販売予定ですので、ぜひお見知りおきをお願いいたします。

今日もモモンガさんと飼い主さんがのびのびとした生活を送れますよに心より願っております。

 

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